ジオ・ジーノのブログ

時代遅れの男です

漫画『はだしのゲン』

こんばんは。夏の甲子園がスタートしましたね。

そして、レスリング文田健一郎選手金メダルおめでとうございます!

 

さて、昨日は広島原爆の日という事で、

この漫画を紹介いたしましょう。

 

漫画『はだしのゲン』第1巻表紙

 

そうです。日本全国の子どもたちの誰もが学校の図書館で読んだであろう、

漫画はだしのゲンです。

 

この『はだしのゲン』は、広島市出身の中沢啓治先生が、

自身の国民学校*11年の時に体験した被爆にまつわる話を元にしており、

いわゆる中沢先生自身を体現する漫画となっております。

 

私が初めてはだゲンを読んだのは小学校3~4年の頃だったかと思います。

たぶんほとんどの人がそうであろう学校の図書館でしたね。

当時はあまりの衝撃に大きなショックを受けたのを覚えております。

 

この漫画は、原爆の被害自体も酷いのですが、

原爆投下後の人間模様もまた酷かったりするんですよね。

被爆した事による差別や偏見とか。

 

それにしても、はだゲンの内容自体も驚きでしたが、

あの週刊少年ジャンプで連載が始まったってのにはさらに驚きましたね!

1973年から翌年にかけてジャンプで連載*2され、

その後は”市民”、”文化評論”、”教育評論”といったお堅めの雑誌を転々とするという、

まさにゲンの人生のように数奇な運命を辿ってきた漫画ですね。

 

とにかく、このはだゲンは世界中の人々に読んで欲しい漫画の一つですね。

Barefoot Gen!!

 

ゲンの父の「麦じゃ(中略)麦になるんじゃ」はまさに名言ですね。

 

はだしのゲン

アニメ化もされてますね。Amazonプライムdアニメストア等で観られます。

 

ドラマ化もされましたが、動画サービスでは観られないみたいですね…(DVDはプレミア価格(汗))。

 

*1:現在の小学校。

*2:連載の前年に、漫画化自伝企画で読み切りとして書かれた『おれは見た』が、はだしのゲンの原案となっておりますね。