こんにちは。
沖縄アクターズスクールの創設者で校長のマキノ正幸さんが亡くなられましたね。
まさに沖縄にとって恩人の一人でした…ご冥福を祈ります。
さて、昨日千葉ロッテマリーンズに関する話をした時に、
ふと思い出した懐かし漫画を紹介したいと思います。
その名も、『すすめ!!パイレーツ』!
この漫画は、1977~80年に週刊少年ジャンプで連載された江口寿史原作の漫画で、
現在はイラストレーターとして名高い江口先生の出世作となります。
架空の球団・千葉パイレーツを舞台とした野球漫画なのですが、
当時人気だった熱血スポ根ものとは対極的ないわゆる「ギャグ漫画」でしたね。
とにかく、あまりにも弱くてセ・リーグのお荷物球団的なパイレーツの選手たちが、
ギャグの数々を繰り広げてくれますね!
けど、たまに真面目なシーンがあったりする所も当時の読者を惹き付けてくれましたね。
あと、人気の一つに江口先生のポップでカッコいい画風が挙げられますね!
当時劇画調が人気だった70年代の漫画シーンにあって、新風を吹かせてくれましたね。
のちに『Dr.スランプ』が大ヒットとなる鳥山明先生の先達的存在なのかも知れません。
とにかく、70年代後半のジャンプのヒット作品の一つである事に間違いはないのですが、
惜しむらくは、アニメ化にならなかった事ですね。
まあ、当時はアニメになると雑誌・単行本が売れなくなると思ってたそうですが…
のちにそれがまったくの杞憂になるほどジャンプ作品のアニメ化が盛況しましたね。
ちなみに、1991年まで川崎市を本拠地としていたロッテオリオンズが、
翌1992年に千葉県に移転する際にチーム名を改称するという事で一般公募したら、
「千葉パイレーツ」に投票した人が結構いたそうですね。
結局は今の”千葉ロッテマリーンズ”になりましたが。
まあ、原作では弱小球団だったり、あと「海賊」という名前が良くない*1とか、
権利上の問題があったりとかしたみたいですが…
それでも、『タイガーマスク』が現実に登場したように、
千葉パイレーツが現実に登場して欲しかったなあと思います。
もし「千葉パイレーツ」だったら、
江口先生デザインのユニフォームやマスコットが誕生したのかも知れませんし、
ジャンプといろいろコラボ出来てたのかも知れません。
たとえ漫画では弱くても、現実では強くなりリーグ優勝・日本一となる、
「千葉パイレーツ」をいち漫画そして野球ファンとして見てみたかったなあ…。