こんばんは、ジオ・ジーノです。
24時間テレビ今年もやるのか…正直、役目はもう終えたと思うのだが。
せめてマラソンはやめてくれ!と言いたい。
さて、ここ最近は名歌手の訃報が多いですが、またも名歌手がお亡くなりになりました。
『出発(たびだち)の歌』や『だれかが風の中で』で有名な、
歌手の上條恒彦さんです…85歳でした。
【『出発の歌 -失なわれた時を求めて-』】
まずは上條さんと言えばこの曲でしょう!
1971年にフォーク歌手・小室等さん率いるフォークグループ
″六文銭″と組んでリリースしヒットしましたね!
この曲で、『合歓(ねむ)ポピュラーソング・フェステバル』や、
『世界歌謡祭』でグランプリを受賞したりと、
楽曲の良さそして上條さんの歌唱力が高く評価されましたね。
翌72年には、同曲で『NHK紅白歌合戦』に初出場しました。
上條さんのワイルドで力強い壮大さを感じる歌唱は、
今も強く印象に残りますね^^
【『だれかが風の中で』】
そして、上條さんと言えばこの曲も有名ですね!
1972年にフジテレビ系で放送され大人気だった中村敦夫主演の時代劇、
『木枯らし紋次郎』の主題歌として使われ番組同様大ヒットしましたね!
今思えば、「なぜ、時代劇の主題歌にフォークソングなんだ?」と思ったりもしますが、
これがもうヤケに木枯らしの世界観にハマっているんですよね!
これに限らず、昔はドラマの世界観にマッチした主題歌が多かったなあ〜。
【沖縄海洋博イメージソング『珊瑚礁に何を見た』】
出発の歌やだれかが〜程有名ではないかも知れませんが、
こういう曲も歌ってましたね。
この曲は、1975年に沖縄で行われた『沖縄国際海洋博覧会』のイメージソングで、
その2年前の73年にリリースされました。
けど、あまりヒットしたとは言えませんでした…私もこの曲は記憶にありません。
ちなみに、
『地平を駈ける獅子を見た』のコンビが楽曲を手掛けましたね。
タイトルもそれっぽいしねw
【俳優、声優としても活躍】
上條さんは歌手としてだけではなく、俳優としても活躍してましたね。
TBS系学園ドラマ『3年B組金八先生』で、社会科の服部先生役をやったのは、
覚えている人も多いのでは?
あと、意外かも知れませんが声優の仕事も多かったですね。
特に、



とジブリ映画の出演が多かったですね。
それだけ、上條さんの声が魅力的だったのかも知れません。
【今いないタイプのシンガー】
『だれかが風の中で』の所でも言いましたが、
上條さんの魅力は、
「ワイルドで力強く、壮大さを感じる歌唱」ですね!
とにかく、今こういうスタイルで歌う人っていないのではないでしょうか?
まあ、あの頃と比べると世の中やライフスタイルがだいぶ変わってしまったからなあ。
上條さんや尾崎紀世彦さんみたいな人が懐かしい…上條さんのご冥福を祈ります。
ディスク1の11曲目に『だれかが風の中で』、ディスク2の11曲目に『出発の歌』が入ってます。