こんばんは。ジオ・ジーノです。
阪神の佐藤&森下の「SM砲」、強烈やね!(笑)
「MS砲」でもいいけど(まるでロボットアニメみたいだなw)。
さて、昨日はミュージシャンの宇崎竜童さんに関する話をしましたが、
今日はその宇崎さんが手掛けた隠れた(?)名曲、
『ダイヤモンドの鷹』について話したいと思います。
- 【『ダイヤモンドの鷹』とは?】
- 【作詞:阿久悠、作曲:宇崎竜童】
- 【あまり定着しなかった悲劇の球団歌】
- 【阿久・宇崎コンビに担当させた「失敗」】
- 【このコンビだったら良かったと思う】
- 【この曲のおかげで、『いざゆけ若鷹軍団』がある!】
【『ダイヤモンドの鷹』とは?】
『ダイヤモンドの鷹』とは、宇崎さんが率いるバンド″竜童組″の曲で1989年に発売された、
プロ野球福岡ソフトバンクホークスの前身・福岡ダイエーホークスの球団歌です。
大阪の南海ホークス*1がダイエーに球団を売却し、福岡に移転した際に作られました。
【作詞:阿久悠、作曲:宇崎竜童】
この『ダイヤモンドの鷹』は、
と豪華な面々で作られました。
当時のダイエー球団の力の入れようが分かろうというものですが…。


【あまり定着しなかった悲劇の球団歌】
けど、そんな力の入れようとは裏腹に正直ファンの間で定着したとは言えませんでした。
選手たちの間でも好評とは言えず、
「ナウ過ぎて付いて行けない」「覚えにくい」等の感想が出てたほどでした。
曲自体はカッコ良くていい曲だと思う。
けど、球団歌としては余りにもシブ過ぎると思います。
まあ、宇崎さんはブルース好きだから自然とそうなったのかも知れませんが…。
【阿久・宇崎コンビに担当させた「失敗」】
それと、阿久先生は松崎しげるさんが歌う西武ライオンズ*2の球団歌、
『地平を駈ける獅子を見た*3』がありましたから、
阿久先生は少し複雑な思いで書いたのかも知れません。
そして、宇崎さんは「横浜」のイメージが強い人*4ですから、
横浜大洋ホエールズ*5の球団歌だったら良かったのかも知れません。
福岡だったら武田鉄矢さんの海援隊あたりが担当したら良かったのかも?
あと、平成の世になった時代では、
阿久先生や宇崎さんのような「昭和のヒットメーカー」は古く思えたのかも知れません。
私は阿久先生や宇崎さんの作品が好きなのではありますが…。
【このコンビだったら良かったと思う】
もしダイエーホークスの球団歌を作ってもらうなら、
- 秋元康(美空ひばりさんの『川の流れのように』は余りにも有名!)
- 後藤次利(バンド″サディスティック・ミカ・バンド″のベースでもありましたね。)
のコンビが良かったんじゃないかなあと思います。
秋元さんはより今っぽい詞を書き、
後藤さんは得意のスラップ*6を活かしたノリノリの曲を書いてたのではないでしょうか?
【この曲のおかげで、『いざゆけ若鷹軍団』がある!】
確かに、『ダイヤモンドの鷹』は球団歌としては「失敗」だったのかも知れません。
けど、この曲のおかげ(?)で当初公式応援歌だった『いざゆけ若鷹軍団』が、
実質球団歌のようになり、ソフトバンクになって正式に球団歌になった事を思うと、
『ダイヤモンドの鷹』の存在は決して無駄ではなかったと思います。
それにしてもダイエー球団は、
といろいろ思い切った事をしてましたね。
これも当時「バブル」の時代だったせいなのか…(遠い目)。